内分泌内科

内分泌疾患について

私たちの身体は、色々な臓器でホルモンを生成し分泌しています。これらのホルモン量は非常に精密に調整されながら分泌されますが、臓器機能の異常によって出すぎたり、少なすぎたりする場合、内分泌疾患として発症してしまいます。このように、全身から分泌されるホルモンは極めて多く、重要な役割を担っています。しかし、このホルモンのうち1つでも異常があると、私たちは元気に身体を維持することができなくなってしまいます。
内分泌疾患は、特徴的な症状があまりないため、ちょっとした体調不良だと思っていたり、特に自覚のない場合もあります。また、ほかの病気の症状と見分けがつきにくい場合もあります。当院では甲状腺・内分泌疾患の診療経験豊富な総合内科専門医が診療することにより、見逃しを少なくするよう努めております。

内分泌内科の診断が難しいのは?

内分泌疾患には、非常に多彩で様々な症状・所見があります。症状が病名に結び付く、具体的で分かりやすい特徴的な症状がほとんどありません。これがあれば内分泌疾患だ、といった明らかな症状がないため、問診で症状を聞いただけでは診断することが非常に難しいとされています。
例えば甲状腺疾患の場合では、病気が徐々に進行すると、私たちの身体はその状況に慣れてしまうので、症状に気付かないこともしばしばあります。もし症状があっても、なんとなくだるい・しんどい・浮腫んでいる・体重が増えた・便秘がつらいなど、甲状腺の病気ではなくても起こり得る一般的な症状になることがほとんどです。しかし、甲状腺疾患発症頻度は高いため、見逃されやすい内分泌疾患においては、正しい診断が非常に重要となります。

主な対象疾患について

甲状腺疾患

甲状腺疾患甲状腺機能亢進症(甲状腺炎、バセドウ病など)、甲状腺機能低下症(橋本病、潜在性機能低下症、中枢性甲状腺機能低下症など)、甲状腺腫瘍が主なうちわけになります。甲状腺の病気は、女性に多いと言われていますが、遺伝的な体質も大きく関与しており、男性でもよく起こります。だいたい男性では50~100人に1人、女性では30~60人に1人の割合と言われており、甲状腺刺激ホルモン(TSH)だけの異常の場合は、日本人の5~20%に当てはまるという報告もあります。女性の場合は、甲状腺の病気が不妊や流産、早産などの原因になることがあるため、妊娠を希望している期間は甲状腺のお薬を飲んでいた方がいい場合がありますし、出産後に一時的に甲状腺のホルモンのバランスが崩れてしまうこともあります。
甲状腺機能亢進症では、動悸、不整脈、首が太くなる、汗をかきやすくなる、イライラする、食べているのに痩せるまたは太らない、時々手足の力が入らなくなる、月経の間隔が延びる、などの症状があります。眼球突出は有名な症状ですが、それほど頻度が多いわけではありません。甲状腺は、普段甲状腺刺激ホルモン(TSH)によって、甲状腺のホルモンの分泌量を調節しています。甲状腺機能亢進症は、甲状腺刺激ホルモン(TSH)ではないのに甲状腺を刺激する物質(抗甲状腺受容体抗体)が体内にできることで、甲状腺ホルモンの分泌が上手にコントロールできなくなってしまいます。もともと甲状腺ホルモンは、甲状腺の中にある無数ののう胞(ため池)の中に蓄えられており、何かをきっかけにして突然そのため池が決壊してしまうと、急に甲状腺ホルモンが増えて症状が出てくることもあります。また、市販のやせ薬や漢方のなかに甲状腺の成分が入っているせいで、甲状腺機能亢進状態になる人もいます。
原因によって治療は異なりますが、バセドウ病の場合では内服薬と手術とアイソトープの治療があります。それぞれ長所と短所がありますので、患者さんと相談の上で治療方針を決めることになります。
甲状腺機能低下症では、元気がない、浮腫む、便秘がちになる、太りやすい、寒がりになる、脈が遅くなる、コレステロール値が上がる、筋力の低下、筋肉痛、髪が抜ける、月経が多くなる、月経がなくなる、などの多彩な症状があります。すべてがそろうわけではありませんし、甲状腺以外の病気でも起こる症状のため、整形外科や婦人科、一般内科、精神科で治療を受けていることもありますので、診断されるまでに時間が掛かることもあります。甲状腺ホルモンが出にくくなる原因ははっきりとは分かっていないのですが、頭の手術をしたあとしばらくして、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が出なくなるために低下することもあります。
甲状腺の異常は、コレステロール値の異常や心房細動などの不整脈、心不全、骨粗しょう症などの病気を招くことがありますが、正しく診断できれば治療することができます。気になる方は一度検査を受けてみることをお勧めします。
甲状腺腫瘍は、しこりとして気付く場合もありますが、エコー検査やCT検査などで偶然見つかることも良くあります。甲状腺の腫瘤は良性腫瘍であることの方が多く、がんと診断されるのは、人間ドックなどの際の触診で気付かれた場合は5‐17%、超音波などの機械で気付かれた場合は2.6‐8.3%程度とされています。悪性腫瘍(乳頭がん、髄様がん、未分化がんなど)の場合もありますので、詳しい検査が必要になる場合もあります。ただ、甲状腺の場合はエコー検査が良悪性の鑑別のために最も有効とされていますので、まずはその検査を受けていただくことになります。さらに甲状腺刺激ホルモン(TSH)やサイログロブリン、カルシトニン、CRAなどを測定することで腫瘤を鑑別していきます。髄様がんの場合は、多発性内分泌腫瘍といって、遺伝性の他の病気と関連している場合があるため、甲状腺以外の詳しい検査が必要になることもあります。
なお、悪性が疑われる場合は、連携病院と治療を進めていきます。

副腎疾患

副腎疾患副腎は、腎臓の直ぐ上にある非常に小さな臓器です。皮質と髄質に分かれており、皮質からアルドステロン、コルチゾール、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、デヒドロエピアンドロステロンサルフェート(DHEA-S)が分泌されています。髄質からはアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコラミンというホルモンが分泌されています。
これらのホルモンの分泌が過剰だったり不足だったりすると、様々な症状が出現します。

原発性アルドステロン症

副腎からアルドステロンが過剰分泌されてしまう病気です。本来であれば、腎臓から分泌されるレニンというホルモンの制御を受けながら、塩分を体内に保持したり、血圧を一定に保つ働きがあります。アルドステロン症において最も問題となるのは高血圧で、高血圧患者さん全体の5%程度と言われており、重症高血圧患者さんではさらに確率が上がりますが、その一方でもともと低血圧傾向の方では血圧が上がっていても高血圧の診断には至らない場合もあります。また、アルドステロン作用によって、腎臓でのNa再吸収がすすむと、代わりにK排泄が行われるため、低カリウム血症を起こすこともあり、これがきっかけで診断されることもあります。副腎に腫瘍ができ、左右の副腎どちらか一方からホルモンが過剰に分泌される場合と、過形成といって左右の副腎両方から過剰に分泌されることがあり、腫瘍タイプの方は遺伝子変異が原因ではないかと考えられています。無治療のままにしておくと、脳卒中や心筋梗塞、狭心症など、高血圧に関連する合併症のリスクが高まります。腫瘍があれば手術で治癒する可能性もありますし、過形成や手術を希望しない場合には薬物治療の選択肢もあります。いずれにしても、正しく治療することで合併症を防ぐことが大切な病気です。

クッシング症候群

副腎からコルチゾールが過剰分泌されてしまう病気です。コルチゾールは生きていくために非常に重要な働きがありますが、多すぎても少なすぎても病気に繋がってしまいます。コルチゾールの過剰分泌には、副腎自体の異常で起こる場合(副腎性クッシング)と副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の過剰分泌が原因で起こる場合(ACTH依存性クッシング)、コルチゾールと同様の作用を持つ薬剤を内服することで起こる場合(薬剤性クッシング)があります。顔が満月のように丸くなる(ムーンフェイス)、手足より身体の中心(体幹)が太っている、皮膚が薄い、筋力低下、腹部の赤色皮膚線条などが特徴的な症状ですが、骨粗しょう症、高血圧、耐糖能障害、うつ、月経異常などの一般的な症状しかない場合もあり、なかなか診断に至らないこともあります。片方の副腎に腫瘍ができる場合が多いですが、まれに副腎がんや左右の副腎に結節ができることで発症する場合もあります。また、コルチゾールは日内変動と言って、採血する時間帯によって正常値が異なりますし、数値は正常に見えてもほかのホルモンとのバランスが異常の場合は詳しく検査してみる必要があります。サブクリニカルクッシング症候群と言って、詳しく調べてみると異常ですが、症状は特にない場合もあります。無治療のままにしておくと、骨粗しょう症や感染症、心血管疾患のリスクが高まりますので、腺腫の場合は手術を行います。サブクリニカルクッシング症候群については、診断されるようになったのが近年になってからのため、長期的な予後のエビデンスがまだ確立していないため、症状の程度によって治療方針が異なりますが、いずれにしても正しく診断することが重要な病気です。

褐色細胞腫

副腎からアドレナリンやノルアドレナリン、ドパミンなどのカテコラミンと呼ばれるホルモンが過剰分泌されてしまう病気です。ただし、副腎以外にも交感神経から腫瘍ができてもこのホルモンが分泌されるため、その場合には副腎外褐色細胞腫(パラガングリオーマ)と区別して呼ばれることもあります。カテコラミンは血圧を上昇させる作用があり、多くの場合高血圧になります。発作性高血圧といって、突然発作のように高血圧の波ができる場合には、この病気である可能性が高くなります。また、動悸、頭痛、多汗、体重減少、便秘、糖尿病などの症状が出る場合もあります。高血圧全体の1%未満ですので、高血圧の患者さんに占める割合は高くありません。ただ、最近は検診などでもCTを撮影する機会が増えており、副腎偶発腫瘍(画像検査によって偶然見つかった副腎腫瘍)として発見される頻度が増えており、副腎偶発種の約10%に褐色細胞腫が含まれていると考えられています。ですので、副腎に腫瘍を指摘された場合には、しっかり検査を受ける必要があります。副腎髄質や交感神経節にできる腫瘍が原因ですが、全体の25%にRETやVHL、SDH遺伝子などの胚細胞変異があり、腫瘍化との関係性が指摘されています。多発性内分泌腫瘍2型やフォンヒッペルリンドウ病などの遺伝性疾患でこの病気になるため、ほかのホルモンや腫瘍を調べる必要が出てくる場合もあります。治療としては、手術の前にα遮断薬という血圧の薬を使って術前コントロールをしたうえで、腫瘍を手術で取り除きます。カテコラミンの分泌量は患者さんによって大きく異なりますので、ほとんど何の症状もない場合もあります。その場合でも、薬剤投与や侵襲的な検査などをきっかけに、カテコラミンクリーゼといって、カテコラミンが急にたくさん分泌される緊急症になるリスクがあるため、基本的には手術をお勧めしています。また悪性の場合は化学療法や分子標的薬なども用いられます。ただ、悪性褐色細胞腫を手術の病理検査だけで判断することは困難で、フォローアップの中で初めて診断がつく場合もあります。

副腎偶発種

偶発種、とは、副腎疾患の診断のために撮影したわけではない画像検査に、偶然副腎腫瘍が撮影されることで見つかる腫瘍の事を言います。最近では人間ドックなどでCT検査を受ける機会が増えたことで指摘されることが増加しています。お腹や胸の手術を受ける前の術前検査や、腹痛の検査で受けたエコー検査やCT検査でも見つかることがあります。画像検査の4%程度に存在し、年齢とともに発症頻度が増えることが知られています。
副腎偶発腫瘍の場合、まずホルモンが分泌されているかされていないか、という点を鑑別する必要があります。最も多いのは非機能性副腎腺腫と言って、ホルモン分泌の異常がない良性腫瘍です。以下、ホルモン異常を伴う腫瘍として、コルチゾール産生腫瘍、アルドステロン産生腺腫、褐色細胞腫、と並びます。ただし、コルチゾール産生腫瘍の場合はサブクリニカルクッシング症候群であることが多く、症状のあるクッシングの場合はホルモン症状で発見、診断されることが多く、偶発腫瘍として見つかることは比較的少ないとされています。アルドステロン産生腺腫も同様に、高血圧症状が出てくるため、高血圧から診断されるケースが圧倒的に多く、偶発腫瘍から診断されることは多くありません。とはいえ、確率は少なくても腫瘍から診断に至るケースもありますし、褐色細胞腫の場合では比較的、偶発腫瘍から診断されるケースが多いので、ホルモン分泌の異常があるかどうかは必ず検査が必要です。また、頻度は低いですが副腎皮質がん、転移性副腎腫瘍、悪性リンパ腫などの悪性疾患もありうるため、特に腫瘍の大きさが4㎝を越えているものは注意が必要です(大きくてものう胞や血腫などの良性病変の可能性もあります)。その場合には、ホルモン検査以外にもMRIやシンチグラフィー、造影CT検査(ホルモンの結果によって実施しない場合もあります)などを用いて原因を検索します。悪性の疑いが強い場合と、ホルモン産生異常がある場合には手術で腫瘍を取り除きますが、良性の場合は経過観察になります。ただし、当初は良性の非機能性腫瘍と診断されていた偶発種が、数年の経過で増大傾向が見られたり、ホルモン異常が少しずつ出てくることで、手術が必要になることもありますので、特に初回診断後の数年間は、定期的な検査をしっかり受けることをお勧めします。

副腎皮質機能低下症

原発性と続発性に分類されます。原発性の場合は、副腎から分泌される3つのホルモン(コルチゾール、アルドステロン、副腎アンドロゲン)すべての分泌が低下した病気です。副腎結核や自己免疫による特発性副腎委縮がその原因の殆どですが、先天性副腎低形成のように乳幼児期から長期にわたって慢性的な副腎不全に陥っている場合もありますし、外傷、出血、梗塞などによって突然副腎からホルモンが分泌できなくなる場合もあります。その一方で、続発性副腎不全と言って、副腎からのホルモン分泌を促進するホルモン(CRH、ACTH)が合成・分泌されなくなることで、副腎からコルチゾールや副腎アンドロゲンが分泌されなくなる病態もあります。この場合、アルドステロンだけは、ACTHよりもほかのホルモン系統に強く支配されているため、低下せずに維持できることがほとんどです。続発性の場合は下垂体腫瘍、頭蓋咽頭腫などの頭の中の腫瘍による影響や、その治療(手術や放射線治療)の後遺症として起こる場合が多く、リウマチや喘息などの病気に対するステロイド治療によるもの、リンパ球性下垂体炎のような自己免疫によるものもあります。また、出産時に多量に出血することでACTHが分泌できなくなってしまうこともあり、シーハン症候群と呼ばれています。
主な症状は疲れやすい、食欲がない、下痢・便秘・腹痛などの消化器症状、血圧低下、不安や眠気、だるさを強く感じる、発熱、関節痛、低血糖様症状といったコルチゾール欠乏症状と、女性の腋毛・恥毛の脱落といった副腎アンドロゲン欠乏の症状になります。原発性副腎不全症の場合には、色素沈着が歯肉や関節、手のひらのしわ、爪などにみられることがあります。
治療としては低ナトリウム血症や低血圧がなければコートリルという副腎ホルモンの飲み薬を飲むことで、本来のホルモン動態を再現します。低ナトリウム血症などの塩類喪失症状についてはほかのお薬を一緒に使っていただくこともあります。
副腎皮質機能低下症は、しばしば複数のホルモンの分泌障害が合併していることがあり、飲み薬の補充も順番が大切であったり、治療を開始することでほかの薬の量を調整したりする必要が出てきたり、今までなかった症状が出てくることがあります。当院では治療に入る前に、関係するほかのホルモン分泌を評価したり、治療にあたって気を付けるべき点などを診察の時にお話しするようにしておりますが、何かご質問があればお申し出ください。

下垂体・視床下部疾患

CRH、GHRH、グレリン、TRH、GnRH、ソマトスタチン、ドパミン、といったホルモンが視床下部から、ACTH,GH、LH/FSH、TSH、PRLといったホルモンが下垂体前葉から、AVP、オキシトシンといったホルモンが下垂体後葉から分泌されています。このように、私たちの脳の中からは、本当にたくさんの種類のホルモンが分泌されているのです。
そしてこの下垂体の近くは、下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫などの腫瘍のほかに、下垂体炎のような炎症性疾患も起こりやすく、結果として下垂体ホルモンが過剰になったり不足したりすることで病気になってしまいます。
代表的な疾患としては

  1. 先端巨大症
    下垂体腺腫から成長ホルモンが過剰に分泌されることによって起こります。あごや鼻が大きくなった、指が太くなった、足のサイズが大きくなった、という自覚症状があるほか、高血圧や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。
  2. クッシング病
    下垂体腺腫から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が過剰に分泌されることによって起こります。副腎からコルチゾールが過剰に分泌されることになるため、副腎疾患のクッシング症候群とほとんど同じ症状となります。
  3. 高プロラクチン血症
    若い女性に多い疾患です。下垂体腺腫からプロラクチンが過剰に分泌されることによって起こることから、プロラクチン産生下垂体腺腫とも呼ばれます。月経不順や、産後でないのに乳汁分泌が起きたりします。男性にも起こることがありますが、男性の場合は両側耳側半盲と言って、見えるところが狭まってしまう症状から眼科を受診されることが多いです。
  4. 下垂体機能低下症
    成長ホルモン分泌不全症、続発性副腎皮質機能低下症、TSH単独欠損症、尿崩症など、分泌が低下したホルモンの作用に応じて、それぞれのホルモン作用が減弱したことによる症状が出現します。成長ホルモン分泌不全であれば、脂質異常や元気のなさ、疲れやすさ、続発性副腎皮質機能低下症であれば消化器症状や眠気、気力の低下、TSH単独欠損症であれば寒がり、浮腫み、疲れやすさなどの甲状腺機能低下の症状、尿崩症であれば多飲多尿といった形です。もともと下垂体や視床下部のホルモンは非常に微量で、普段であれば微量なホルモンを適切に分泌するよう調整されているので、治療の際にもその変動を再現できるように調整する必要があります。
  5. 性腺機能低下症
    視床下部や下垂体の異常が男性ホルモンの分泌低下を引き起こします。発症する年齢によりますが、二次性徴がなかったり、性欲が低下したり、不妊の原因になることもあります。
  6. 視床下部下垂体性無月経
    視床下部や下垂体からゴナドトロピン(LH、FSH)が分泌されにくくなることで起こります。月経異常や不妊の原因になるため、妊娠を希望する方はお薬による排卵誘発や、時に高度生殖補助医療が必要になることがあります。

骨粗しょう症

閉経後骨粗しょう症やビタミンD欠乏症による骨粗しょう症・性腺機能低下・糖尿病からの二次性骨粗しょう症における診断及び治療を行っております。

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